
「終末期における各種疼痛評価法と使用オピオイド量に関する後ろ向き研究」(薬剤科)
大田市立病院薬剤科から研究協力のお願い
研究課題名:「終末期における各種疼痛評価法と使用オピオイド量に関する後ろ向き研究」
1. 研究の対象
2019年11月から最大5年間遡り、医療用麻薬を使用されて当院を死亡退院された癌患者さん。調査期間は2020年6月から2022年5月までの予定です。
2. 研究の目的・方法
当院では終末期医療において、患者さんへの疼痛を適切に評価した上で、適切な量のオピオイド(医療用麻薬)を使用しております。しかしながら疼痛評価者により疼痛評価法が異なることも事実であります。当院では主にNumerical Rating Scale(NRS)、Faces Pain Scale(FRS)、および両方併用の3つの評価法を用いて疼痛評価を行っております。今回我々は、どのスタイルの評価法が一番終末期の癌患者さんに適しているのか、オピオイドを適切に使用できているのかを具体的に調査することで今後の大田市立病院の終末期疼痛緩和医療に還元していきたいと考えております。
3. 研究に用いる資料・情報の種類
カルテの記録から関連する情報を調べ、後ろ向きに調査分析します。
4. お問い合わせ先
本研究に関するご質問等がありましたら下記の連絡先までお問い合わせください。ご希望があれば、他の研究対象者の個人情報及び知的財産の保護に支障がない範囲内で、研究計画書及び関連資料を閲覧することができますのでお申し出ください。また、調査期間中および、調査終了後におきましても、ご賛同いただけないご家族(代託者)の方におかれましては、いつでも賛同拒否のお申し出ができます。
照会先および研究への利用を拒否する場合の連絡先
研究責任者:大田市立病院 薬剤科 堀江 達夫 TEL: 0854-82-0330(代表)
