
3階南病棟
3階南病棟は、病床数44床の産婦人科・小児科、内科などの様々な診療科の患者が入院され、新生児から100歳以上の女性の一生に関わる女性混合病棟です。スタッフは助産師13名、看護師13名、看護補助者3名、師長クラーク1名の30名のスタッフで、今年度は新たに新人助産師1名を迎え、明るく笑顔の絶えない病棟です。あらゆる世代、診療科の患者さんの看護は、バディナーシングシステム(BNS)を取り入れ、スタッフが2名でお互い補完し合いながら、看護を行っています。
当院は大田市で唯一の分娩取り扱い施設で、昨年度の分娩件数は198件でした。令和2年10月より、産婦人科外来と3階南病棟を一元化管理しています。病棟スタッフが妊娠期から分娩・産褥期を通して関わることができます。赤ちゃんとの新たな生活がスタートできるよう継続した支援をさせていただきます。
また、当病棟では陣痛開始から分娩、産後の回復期を同室で過ごすことができるLDR室2床を備え、産後は自宅での生活により近い状態で育児が経験できるよう母児同室を行っています。病室では母子が穏やかな表情で添い寝をする微笑ましい光景が見られています。
年々分娩件数は減少していますが、大田市唯一の分娩施設として、そこで働く助産師・看護師は地域から求められている役割は多岐に渡ります。あらゆる世代の患者さんが安心して治療・療養できるように質の高い看護の提供を目指し、助産師、看護師共に自己研鑽に努めています。分娩や育児についてお困りのことがありましたら、いつでもご相談下さい。
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3階南病棟のスタッフ |
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LDR室(居室型分娩室) |
