
手術・中央材料室
当院では外科、整形外科、泌尿器科、産婦人科、脳神経外科、皮膚科、内科の手術を行っており、令和3年度の手術件数は722件でした。前年度の手術641件より81件増加し、緊急手術も増加している状況です。手術に使用する器械も次々と進化するため、最新の知識を吸収し続ける姿勢で日々頑張っています。
手術室看護師の役割は「器械出し看護」と「外回り看護」の二つに分けられます。
器械出し看護は手術の進行に合わせて医師が必要とする器械を素早く、かつ正確に手渡し手術を直接的にサポートします。手術の進行は術式や患者さんの状態に左右されるためいかなる状況にも対応できる冷静沈着な精神と確かなスキルが求められます。
外回り看護は器械出し以外の手術に関する看護業務全般に関わり、医療機器の準備や環境管理、患者さんの体位変換や全身状態の確認、手術の記録を行います。手術前訪問や手術後訪問を行って、患者さんの不安を取り除いたり、術中看護の評価をすることも外回り看護師の大切な仕事の一つです。
手術を受けることは誰でも強い精神的ストレスを伴います。私たちは手術を受けるすべての患者さんとご家族の気持ちに寄り添い、安心して手術が受けられ、最善の看護ケアが提供できるように日々研鑽しています。
また中央材料室では、病院内で使用する機械・器材の洗浄や滅菌を行っています。中央材料室での仕事は患者様や他のスタッフから見える業務ではありませんが、患者様に使用する器材や機械の滅菌を保証し、安全に使用できるように細心の注意を払って業務しています。
手術室・中央材料室の職員は看護師8名・看護助手1名が在籍しています。
少人数の部署ではありますが、アットホームな雰囲気で楽しく元気いっぱい、他職種と協働して頑張っています。
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