第11回石見銀山医学会を開催しました
2021年12月14日
大田市立病院、総合医療学講座、大田市医師会所属の医師が集まり、症例・研究の発表や講演を行う、石見銀山医学会。
今回は、医師以外に事務職員の発表もあり、今までとは少し違った雰囲気となりました。
まず始めに、当院の臨床研修推進室の串﨑妙子室員により、研修医担当となってから感じた不安や苦労、喜び、そして今後の思いを伝えてもらいました。
研修医を「母」として育てていくということは並大抵なことではなく、周りのスタッフの協力のもとに成り立っていると改めて考えさせられる内容でした。
次に、島田直英研修医(1年次)が、STOPP criteriaを用いた入院時処方におけるポリファーマシー抑制の研究結果について報告しました。
研修医1年目とは思えないほどの研究内容であり、ベテラン医師からも絶賛されました。
最後に福田亮先生(郷原医院)より、研究されている酸素カプセルについて、どのような状態の時に使用すればよいかを、研究結果等を交えながら報告いただきました。
あまり身近にあるものではないので、質疑応答も活発にされました。
今後も本会を通じ、大田医療圏の結束をより強固なものにしていきたいと考えています。
※感染防止対策として、手指消毒・マスク着用・会場内の換気を徹底し、人数を制限して開催致しました。