育成塾Vol.15を開催しました

第１５回目の育成塾は、島根大学医学部附属病院　
呼吸器・臨床腫瘍学　
呼吸器・化学療法内科　
先進医療管理センター　助教　中尾　美香先生を講師にお迎えし、「がんゲノム医療」についてご講演頂きました。

『がんゲノム医療』とは…
主にがんの組織を用いて、多数の遺伝子を同時に調べ、がん遺伝子パネル検査、遺伝子変異を明らかにすることにより、一人一人の体質や病状に合わせて治療などを行う医療です。（国立がん研究センター　がん情報サービスより引用）
今回の講演会では主にがん遺伝子パネル検査の適応、種類、費用、実際検査を受ける際の紹介方法等について網羅的かつわかりやすくご教示いただきました。

参加した医師からは『臨床現場での実践的な具体例もお示しいただき、次代の医療を担う若い研修医をはじめとした参加者一同にとって、とても刺激的かつ印象的なご講演だった。』との感想が寄せられました。また、今回はメディカルスタッフの参加も多く見られ、『がんゲノム医療』への院内の関心の高さも伺えました。

医療の世界は日進月歩。日々、新しい情報や技術が次々と更新されていきます。
中尾先生から教えていただいた知識を活かして、一人でも多くの患者さんに最適な医療を提案できるよう、今後も病院全体で医学知識向上に取り組んで参ります。

※本会は手指消毒・換気・マスク着用を徹底し、人数を制限した上で実施しました。